理事長挨拶
ごあいさつ
“ 社会に役立つことをすれば、それが喜びとなって返ってくる ”
社会福祉法人多邦会の朝礼では、理念と基本方針を唱和しています。特に大切にしている言葉に、『ありがとうと言われるように、言うように!』とあります。一見簡単なようで、感謝の言葉を口に出すことはとても難しいことです。
入居者様、利用者様から感謝の言葉を言われた時、その言葉に”ありがとうございます”と言える。職員が素直にその方の願いや思いを受け止めるには、日常的にサービスを提供する側、受ける側、お互いがコミュニケーションを積み重ねることによって築かれる信頼関係が大切です。職員一人ひとりが何を成すべきか、私たちと共に考え実践していきましょう。自分の能力や個性を活かし、法人から与えられるのではなく、自ら成長の機会を作っていくことが大切だと思います。私たちは職員一人ひとりがやりがいと責任感を持てるよう、職員間の環境整備にこれからも徹していきます。
また、現在の感染症拡大防止に向けた社会の中で地域に対しては、社会福祉法人として地域貢献を今まで以上に展開していきたいと考えています。
具体的には、高齢者支援として、超高齢社会のセーフティネットとしての機能を発揮するため、在宅事業のみならず、社会貢献事業としてワンコイン事業の推進をさらに進めていきたいと思います。
就労支援として、未就学児童の保育園を運営している中で、より多くの方にご利用頂けるよう、定員の増員を計画しています。
地域に愛され一番頼りにされる社会資源の拠点として、皆様の信頼を得られるよう頑張って参ります。
最後に、コロナ禍に対応し、介護、保育の業務に従事して頂いている職員の皆さんの労苦に対し真に感謝致します。これからも職員一丸となって一緒に頑張って行きましょう。
社会福祉法人 多邦会
理事長 中川 由利香